学習は、興味を持ったことからSTARTするのが一番効率がいいような気がする んです。
(すみません。 「気」 で。。。)
どこからでもいいんじゃないでしょうか? 「興味を持ったこと」 からのSTART!で。
私は、子どもに無理に勉強をさせようとは思いませんが、興味を持ったことを子どもがスムーズに学べるように、サポートはしてあげたい。
学習とは、必ずしも順を踏む必要はない んじゃないかと思っています。
これは、自分自身の体験と気付きから得た考え方で、 どこから学習をはじめたとしても、必ずいつかそれらはリンクする と思っています。
例えば。
小さな小さな子供が、車のなかで
「ママ、あとどれくらいで着くの?」
と聞いてきたとします。
そんなとき、 (この子は、時間や距離の単位なんてわからないだろうな~) なんて余計なことを考えて
「あともう少しだからね」
とだけ答えるか、または普通に
「あと5分くらいよ」 とか 「あと1キロくらいよ」
と答えるか。
私は、これは、時間や距離の概念を本などで学び始める年になってから、差となってあらわれると思っています。
どういう差かというと、
前者を言われ続けて育った子は、「5分」 や 「1キロ」 をなかなかイメージすることができませんが、後者を言われ続けて育った子は、「5分」 を頭のなかでイメージすることができるのです。
体感した 「5分」 と机上の 「5分」 が、まさに 「リンク」 するのです!
リンクする瞬間、子供は 「おぉすごい! これか!」 と目を輝かせることでしょう。
学んだ知識を頭のなかでイメージできるかできないかということは、大きな違いです。
その知識を生活の中で活かせるか活かせないかということに直結するからです。
何にも活かせない知識だなんて、頭のなかでは、ただの文字の羅列にすぎません。 面白くもない。。。
子供は、リンク体験を日常的にを繰り返すことで、勉強に意欲を示したり、生きることに 「喜びや驚きや面白さ」 を感じながらイキイキと生活していけるのではないでしょうか?
「5分」 や 「1キロ」 は一例ですが、こういうことの積み重なりで子どもの頭のなかの 「点」 を増やしておいてあげると、 「点」 と 「点」 はいつか必ずリンクするはずです。
親は 「子供が知りたいと思ったときに、素直にそれを教えてあげてよい」 のであり、それには、(まだ早いんじゃないかな~。知らない言葉を使うと子どもの頭の中が混乱するかも?) なんていう親の心配なんて不要!ということです。
私自身は、このリンク体験が少ない環境で育ちました。
そのせいか、子供の頃から生きている実感が乏しく、また、世間知らずでもありました。
また、 「何のためにこんな勉強をするんだろう? これがなんの役にたつんだろう?」 とモンモンと考えこんでしまうこともしばしばでした。
「勉強をする意味」 を理解できなかったわけです。
学んだ知識が生活と密着していかなかったから。
学習とは、必ずしも順を踏む必要はない んじゃないかと思っています。
興味を持ったところから学習をすることで、順序良く学習が進まず、もし 「抜け」 ができてしまった場合、おそらくそのうちに 「不便さ」 を感じるようになっていき学習の必要性に駆られると思います。
「抜け」 はその時になってから補うのでも、遅くないのではないでしょうか?
(社会人になってからだって、別に遅くはないのではないでしょうか?)
不便さとは 「勉強しないと!」 という意欲につながるのであり、決して悪いものではないはず。
もし一生、その知識がないことで不便さを感じなかったとしたら、その知識はその人には不要だったということで (笑)
とにかく何よりも大切にすべきなのは、 「勉強したい!」 「勉強しないと!」 という意欲であり、学習に必要なのは 「驚きと喜びと面白さ」 だと思います。
実際、学校に入るとカリキュラムもあり、 「そうも言ってはいられない。。。」 かもしれませんが、少なくとも幼少期は、そういうことを大切にして私は子育てをしていきたい(^ー^)
スーパーで食品の買い物をするときにも、3才のSORAに、「この野菜は●●県産」 だの 「国産」 だの 「輸入品」 だの、私は、話しながら買い物をします。
どういった商品を母が 「良し」 と思って選んでいるのか、理由を話してあげることもあります。
子供が、家で何気なーく眺めている地図と、ママとの買い物で得た知識とは、いつかバババーッとリンクすることでしょう☆
私は、そういうことって、子どもにとってけっこう大事なことなんじゃないかなーと思っています。

この記事はADHD (発達障害) について知らなかったときに書いた記事なのですが、ADHDについて知識のある今、この記事の内容について補足します。
こういう学習法は、ADHDの子にとっては、多分スゴクしっくりくると思います。
ADHDじゃない子にとっては。。。 ちょっとわかりません。