昨日は、大宮で開催されたセミナー
『働き方はひとつじゃない、社会参加もわたし流』 起業/NPO を受けてきました。
実際に起業・NPO活動等で活躍されている女性のお話を聞くことができるということで、楽しみにしていたセミナーです。3回コース。
1回目(NGOちびっこ探検隊)も面白かったのですが、2回目セミナーでは、起業している女性が講師だったので、内容は、起業(ネットショップ運営)を考えている私にとって、より有益なものでした。
講師は、女性起業UPルームナビゲータ ソフィットウェブプランニング の方でした。
まず、先生に3人のお子様がいらっしゃるとのことで、惹きつけられました。
「子供がおります。3人です。」
これって「名刺」の肩書きにしてもいいくらいのコトだと、思いませんか?
私は、そう思うんです。
社会に働きにでるとき、「子供がいる」って、ネックになることがあるんです。
一日中、仕事のことだけを考えることが可能な「男性」と同じ土俵に立たされて戦うにあたって、これは、仕方のないことです。
けれど、そのハンデを背負っているにも関わらず成功している!
そういう方ほど、「子供がおります。でもバリバリ働きたいんです!」という女性にとって、惹きつけられる存在ってないのではないでしょうか?
私はまさに「そういう方」の話を聞きたいと思うし、「そういう方」の話に強い関心があります。
子育て中の女性が起業を考えるとき、一日中仕事のことだけ考えることが可能な 「男性」 が講師では、悩みは解決しないし、温度差があり相談もあまりできないものです。
セミナーの申し込み時、人気で、あっという間に定員に達してしまったという担当者の言葉からも、 「子育てとビジネスを両立させている女性」 のお話を聞きたい!という人の多さは、うかがいしれます。
だからこそ、 「子供がおります。」 は価値があるし、まさに「名刺」の肩書きに匹敵すると、思うのです。
多くの方は、子育ての経験を活かしたビジネスを、されています。
今回2回目では、先生のビジネスの話、プラス、他の起業家(たまご塾生。いずれもお子様をお持ちの女性)の紹介(文面にて)があり、満々満足でした★
子育て中のたくさんの女性達が、自分のやりたい事で活躍できる時代になると、
いいですね(^▽^)
以下、備忘録です。
簡単ですが、参考になれば。
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○【 起業の準備で踏むステップ 】
根っこ、幹を考え、それから時流やニーズに合わせて枝葉の伸ばす方向を考える。
○【 ビジネスアイデアを見つける視点 】
・「差」があるところにビジネスの種がある。
少し前の自分は知りたいと思いながら知らなかった。→今は「あること」を知って、とてもHappy♪
地方にしかない→都会で欲しい人はいないか
都会にしかない→地方で欲しい人はいないか
日本にはある→海外にはない
海外にはある→日本にはない
などなど、「当たり前」から脱して、その「差」に気付けるか?
「改革は、若者・よそ者・ばか物」 客観的な視点を持つ。
○【 ビジネスアイデアを見つける視点 】
・オリジナル商品は「経験」の掛け算で強くなる。
・プランは、輪の重なりで考えてみよう。重なりが、自分の商品・サービスの特徴。
・これまでのキャリアで経験してきたこと → 勤めていた会社や店のやり方で、疑問に思うこと → オリジナルをつくる。
・自分がのめりこむほど好きなこと、
・子育て・介護・病気・転勤・挫折 などなど → マイナスと思いがちなことこそ、チャンスになる。
問題を解決して、喜ばれる。→ ビジネスになる。
○【 アイデアをとにかくいっぱい書いてみる(ブレインストーミング)】
・可能性を否定しない、自分を信じる。
・強みや経験・得意の掛け合わせで無尽蔵。
・苦手なことがあっても、得意な人と組めばできることもある。
・限界を超えて、手を動かしてたくさん書き出す。
・困難だと思うビジネスほど可能性が隠れている。
・誰にでも出来てしまう商売は真似されやすくもある。
自分の強みが活きていること。
自分の経験が活きていること。
自分にしかない人脈ルートが活きていること。
自分の思いや使命感・問題意識につながっていること。
○【 一つのスキルからいくつも広がる 】
例:アロマの資格を取った。
→ 自宅サロンを開く。出張サービス。セミナーで教える。資格取得支援。
目的別アロマカスタマイズサービス。ビジネスでのアロマの活かし方プロデュース。
メンタルコントロールのためのアロマ。セラピストの支援サービス。オリジナルアロマを販売。
介護でのアロマの使い方提案。タロット診断によるアロマ。
場所を変える、目的を変える、お客さんを変える、使い方を変える、使い方を絞る、・・・
○ 【 どれで起業しようか迷ったときの選ぶ視点 】
輪の重なりで考えよう。
1.ビジネスになりそうか
2.自分の強みが活かせているか
3.やっている自分が本当に楽しい、わくわくする気持ちになれるか
○【 ニーズのあるところを考える 】
「課題解決型商品」は、確かなマーケットが存在する。
誰かの「困っている」を解決できないか?
○【 ニーズ調査・市場調査 】
1.ターゲットの声を聞く。
2.「買う」を決めるときの「決定要因」と「ためらい要因」を知っておく。
3.既存店にヒアリング調査。
4.その業界で働いてみる。
○【 市場のライフサイクルを考える 】
・どんな商品にもライフサイクルがある。
・参入する分野によっては、スピード感が大事。
・違った視点で商品を売り出す、提案の仕方を変えるなど。
・市場が後からついてくるケースもあり。
○【 競合の状況を考える 】
勝てそうな市場をつくれるか。
ターゲットを絞る・ターゲットを変えることで勝てる市場はないか?
強みと掛け合わせて、差別化して勝てないか?
地域を絞って勝てないか?
用途やメリットを変えて勝てないか?
○【利益モデルを考える 】
「利益率」の高い商品やサービスを扱う。
大手のように薄利多売をしようとすると、大変。
・どうしたら高くても買ってくれるか
・高くても買ってくれる人は誰か
・高くても買ってくれる場面はどこか
を考えよう。
○ 【 ターゲット 】
ターゲットはできるだけ絞る。明確に描く。
・ターゲットを絞って発信することでキャッチしてもらえる。
・ターゲットを絞ると、コンセプトがずれない。→ 心地よいサービス・お店になる。
・ターゲットを絞ると、一番になりやすい。→ 認知され、市場が反応する。
○【 リスク対策 】
・初期投資、固定費がかかるビジネスでは、資金計画をきっちりと。
・社会に商品を提供する以上、責任が伴う。
・広く告知すれば、真似される危険も出てくる。
○【 商品を磨きあげる 】
1.ターゲットの声を聞く。
2.お金を出してまで買いたいものになっているか?
3.既存店にヒアリング調査。
4.試作品を作っては改良。実績を積み重ね、スキルアップ。
5.買いやすいメニュー、買いやすいサービス体系になっているか?
○ 【 販売スタートにこれだけは・・・】
・会社名・屋号・店舗名・ブランド名を決める
・キャッチコピーを決める。
・名刺をつくる
・メニュー表を作る
・チラシを作る
・実績がわかるものを作る
・ブログやHPを作る
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