「高層マンションでは秀才が育ちにくい。
断捨離してきれいに片づいた家は子供の意欲を下げる。」
日経ビジネスONLINEの記事です。
子供だけでなく大人にも役立つ能力開発の大前提について、プロ家庭教師の 西村則康氏 に話を伺ったもの。
2500人以上を難関中学に合格させたプロ家庭教師の 西村則康氏 は、数多くの家庭を見てきた経験から、意外な住環境が子供の学力を左右すると指摘する。
さらに、“正しく”受験勉強をすれば、大人になってからもずっと使える思考習慣が獲得でき、燃え尽き症候群にも決して陥らないという。
【高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由】
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(一部概要抜粋)
小さい頃の身体感覚というのは、物事をはっきり理解するという感覚や、学習へのモチベーション、行動力に深く結びついてきます。
生活のいろいろな場面で身につくべき身体感覚が乏しい場合、勉強して学力を上げていく過程ではっきり限界のようなものがあります。
言葉にしろ数字にしろ、何らかの過去の自分の経験とつながってるはずで、そういう経験を身体感覚として蓄えている子とそうでない子では、理解の度合いが違います。
入ってきた知識が過去の記憶とつながるか、全くつながらないで離れ小島状態で置き去りにされてしまうか。
「ああなるほどな」と膝を打つ感覚というのは身体感覚と結びついていて、それが勉強するモチベーションにもつながりますし、理解の深さや応用力にもつながってくるんです。
正しい受験勉強をすれば大人になってからもものすごく有利になります。
1つ1つ「ああなるほどね」という積み重ねができる人は、その感覚が大人になってからも使えますし、「なるほど」が起こるような方向を自ら見つけていくことができる。
正しい受験勉強をする限りは「燃え尽き症候群」なんて起こり得ないですし、その思考訓練は大人になってからも大きく役立ちます。
目標を設定し、意欲を持って行動し、到達するというプロセスの連続が、社会を生き抜く力そのものにつながります。
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私は、埼玉 (田舎の方) の戸建てで育ちましたが、西村先生のおっしゃるところの 「身体感覚」 は、乏しい方なんじゃないかと思います。
西村先生は 「高層マンション住まいが身体感覚の発達に影響がある」 とおっしゃっていますが、戸建て育ちでも、育てられ方や性格によっては、私のように 「身体感覚」 が乏しく育ってしまう場合もあるかもしれません。
戸建てや低層マンション住まいでも、子供を 「高層マンション住まい」 にありがちな状況・感覚にしてしまう 「要素」 というのは、色々とあるような気がします。
ということは、逆に 「高層マンション住まい」 でも、工夫次第では、うまく 「身体感覚」 を育ててあげられそうですよね。 キャンプとか??
「身体感覚」 は、大人になってからは身につかないのかというと、絶対無理ということではないが苦労するそうで、いつ身につけるのが得かと言えばやはり 「小さい頃」 ということです。
子育て・自分育てにおいて勉強になる記事でしたので、ご紹介させていただきました (^0^)