8月のあたま、かねてからあった腰痛が突如悪化し、8月の半ばからは痛みが足にまできて、とうとう座ることも立つこともままならないほどになってしまいました。。。
あっという間の悪化でした。

マタニティ期から腰(腰椎4と5の間)が痛みだしましたが、痛いな~と思っていると治り、また痛いな~の繰り返しでここまでやってきました。
それが突如、悪化したのです。
整形外科でレントゲンをとって診てもらったところ、「椎間板症」とのことでした。
でも、MRIでの正確な診断でないのでわかりません。
整体師によると、医者がレントゲンでヘルニアかどうかを判断をするのは難しいらしいです。
「椎間板症」と診断されたけれど、ちゃんとMRIで調べたら「ヘルニア」だったというケースは多いよう。

子供はまだ1才10ヶ月。
それでママが寝たきり老人のようになってしまったので、もう、ホントたいへんでした~。。。
それでもしばらくは、実家に帰らずになんとかやっていましたが、「あ゛ー、これでは、子供が可哀そうだ。」と思い、実家にしばらく帰ることを決意しました。(帰る支度をすることすら大変でした~。動けないので。)
なんとか実家に帰ってきて、引き続き寝たきり

実家に帰ってきてから16日が経過しましたが、やっと座れるようになり動けるようにもなってきたので、来週、自分の家に戻ります!
まだ痛みはあるけれど、本での情報によれば、腰痛は急性期のみ安静に。あとはなるべく動くようにしたほうが治りははやいとのこと。

それにしても、激痛でした。
震え上がるほどの激痛。
立つのが怖くなってしまうほどの激痛。
痛みが和らぐのは、横になっている時だけだったんです。
座っても立っても痛くて痛くて。
横になったら痛くなくなるわけじゃないんですよ。あくまで、和らぐ程度。
それが1ヶ月続きました。
授乳中なので、一切の痛み止めが飲めませんでした。

マタニティ期、もししばしば腰痛がおきるようでしたら、是非、きちんとしたケアを、早めにはじめてください。
これは、もしタイムマシーンがあるならば、過去の自分に言ってあげたい言葉。。。
腰痛って、痛みが続いているときには「病院行こうかな。」「整体行こうかな。」っていう考えも浮かぶんだけれど、痛くなったり良くなったりだと、つい「良くなったからいいや~。」と甘くみてしまうんですね。
でもそれは、よろしくないですよっ!

腰痛が悪化し、「病院に行こう」と思ったとき、ネットで調べはじめたら「整形外科」「整体院」「整骨院」「接骨院」。。。といろいろそれっぽいのが出てきて、かなり迷いました。
知り合いの整体師に相談したところ、整体師なので、やはり「整体」を勧められました。
結局、整体も受けつつ、「整形外科」にも行きました。

いま、思うこと。

整体院は、行ったほうがいいです。(どこでもいいわけではなく、信用できるところを選ばなければならないのは、言うまでもありませんが。)
腰痛は、姿勢の悪さからくることがほとんどなので、骨の歪みをまず正さないといけないのです。
骨の歪みをとる施術は、整体院以外ではしてもらえませんので、根本的に治すために、整体は必要だと思うんです。

整形外科も、行ってよかったです。
レントゲンをとってもらい、原因をちゃんと知らなければ正しい対処ができません。
敵を知らずば戦えませんゾ!
接骨院でもレントゲンはとってもらえるのかな?それはわかりませんが、私は整体師の助言を受けて、接骨院ではなく整形外科を選びました。

それから「腰痛について本で調べる」こともやってヨカッタ。
ネットで調べるのもよいですが、ネットでは情報が多すぎて、逆に頭が混乱してしまうかもしれません。
というのは、どうしても商品販売や店の宣伝なんかが絡んでくるので、そこで得られる情報がまともかどうかすら、たまに疑わしいのです。
私が読んでよかった本をご紹介しますね。(って、アフィリエイトも宣伝か??)
どれも、Amazonで評価の高い本です。


「本で調べること」をやってよかったと思うのは、そもそもどうして腰痛になってしまったのか?という理由を知ることができたから。
これは大事です。
これを知らないかぎり、おそらく、腰痛は何度でも再発することでしょう。
たいがい、姿勢の悪さが原因です。
では、よい姿勢とは??どういう風にしたらよい姿勢を保てるの??腰痛が起こる仕組みは??手術なしで治ったという実体験、そんな情報が本には載っています。
また、腰痛の原因(椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症、変形性腰痛症、ギックリ腰など)にあったストレッチが、大変役に立ちました。

私は、「初診でかかろうとした日に近くの整形外科が休みだった」「遠くて通えない」「実家にしばらく帰った」という理由で、結果として3つの整形外科にかかりました。
そして思いました。
整形外科だけじゃダメだ。。。と。
残念ながら、整形外科(正しくはリハビリテーション科)のリハビリで、私はあまり効果を感じられませんでした。
医学がこんなに進歩した今でも、整形外科のリハビリは、本当に効果があるのかが疑わしいようです。
「効果がほとんど期待されない」という検証結果の出ているリハビリもあります。
私が読んだ4冊の本で、日本の整形外科の遅れが指摘されています。
また、整形外科で行われる手術についても、腰痛再発の多さや後遺症という問題があるようです。

今回、腰痛の激痛を体感して、私は、「最後に頼れるのは自分自身」なんだと強く思いました。
「自分自身」なんて、なんの技術もないのに。。。と思わないでください。
「自分の自然治癒力」に勝るものなんてそうそうないんですよ。
整体院でも整形外科でも、施してもらえるのは、その「自然治癒力」を引き出すことのみなんです。
自分の体は、自分で治す!自分で、腰痛が再発しないように気を付ける!
是非、本などで正しい知識を得て、ストレッチなどの体操を継続し、正しい姿勢を継続しましょう!
私も、再発しないように頑張ります!

しばしば繰り返す腰痛、甘くみないほうがいいカモしれません。
私が反面教師になれたら、幸いです。

(追記:2013/02/19)

最近、背中の、腰というよりはもう少し上の部分(おそらく背骨S字カーブのカーブ部分にあたる)の「1点」に、ツーンとした痛みがあり、この痛みが、以前(マタニティ期)の腰の痛み(後に椎間板症へとつながった、危うい痛み)と同じだったので、

これはイカン!再発しては困る!

と思い、ネットであれこれ痛みをとる対策を調べたところ、どうも、私のこの「1点」にツーンの痛みは、大腰筋の強張りからきているのではないか?と思うようになりました。
「筋性腰痛症」(筋肉の強張りからくる腰痛)といい、「腰の奥が痛い」「腰が詰まった感じがする」という特徴があるようで、ビンゴ!でした。
詰まった感が、あります!
この詰まった感は、大腰筋の拘縮からきているようです。
大腿直筋という筋肉の拘縮も、「筋性腰痛症」の原因になるよう。

仰向けで寝て、自分で30分くらいかけてじっくりと大腰筋ストレッチしてみたところ、スッと痛みが引き楽になりました。
「だいぶ楽に」ではなく「スッと楽に」といった感じ。
「明らかな効果」を感じることができました☆
というわけで、やっぱり大腰筋に原因があったんだ~ということがわかりました。

「大腰筋の拘縮」だなんてこれまで知らなかったし、以前の、今回と同じ痛みの時、何回、整体院に通ってもこの背中のツーンだけはとれなかった(「大腰筋の整体」は、そのとき受けなかった)ので、今回はじめて自分の腰痛の直接の原因を知ることができ、対処法も知ることができ、感動です(T_T)

(追記: 2014/04/23)

大腰筋などの筋肉の拘縮を緩めるのに、ストレッチよりもっと良い方法があることを知りました。
拘縮というのは、「筋肉がロックされている状態」 なのだそうです。
筋肉は 一方向に並んでいる のではなく、色んな方向に入り組んだ網目状の形で構成されているので、筋肉がロックされると、引っ張って伸ばすストレッチではゆるめにくいのだそうです。(やらないより効果はありますが、時間もかかりますし十分ではありません。)

私が知った方法 『深層筋メソッド』 では、筋肉の拘縮を、効果的にしかも短時間で緩めることができます。
画期的で、実に目からウロコな方法☆
すごーく気持ちが良く、体が楽になります♪
オススメ!

全身をしっかりほぐせる☆

↑この本は、中古で買うと専用タオルがついてきませんが、うちにあるフェイスタオルで十分代用できます。
テニスボールを押し当てても。

腰痛版