「人生は手帳で変わる」という、フランクリン・コヴィー・ジャパン編著 の本を読みました。
ビビッとくる内容だったので、一部抜粋して紹介させていただきます。
「オフィスに行けば、毎日仕事が山積み。土日出勤は当たり前。子供との時間も大切にしたいけど、とてもそんな余裕はない」本当にそうでしょうか。少し考えてみてください。
もしもあなたが体調を崩して、仕事もままならない状況に置かれたら、そのまま病院にも行かず我慢し続けますか。
あなたはきっと仕事への影響を最小限に抑えるためにも、なんとか時間をやりくりして早急に受診することでしょう。
ここで大切なのは、時間の使い方は「あなたが選択している」という事実です。
体調の悪いときに病院に出掛ける行為は、仕事よりも優先順位が高いと判断した上で選択していることなのです。
ならば日常生活で、家族と過ごす優先順位を上げてみてはいかがでしょう。
時間がとれないのは、その行為が自分にとって本当に大切なことだと認識できていないから。
引用「人生は手帳で変わる」
私がこの本を読んだのは、ちょうど1年前。
この時間の使い方は「あなたが選択している」という事実 という言葉を、ふと思い出す一件がありました。
思い出すきっかけとなったのは、私自身の腰痛(椎間板症)でした。
数ヶ月前に椎間板症を発症し、激痛のため、私は丸々2ヶ月ほとんど寝たきり状態になってしまったのでした。
腰部の骨の椎間板がはみだして神経を圧迫し足にまで鋭い痛みが走る、というアレです。
ソウがまだ1才で卒乳していなかったため、一切の痛み止めが飲めず打てず、激痛にただただ耐える日々でした。本当に大変でした。
ソウは悪くない(;_;)だけどこの腰痛。
実は、ソウがまだお腹にいるときから少しずつ進行していたのです。
もっと言えば、もう何年も前から、たまに腰痛になっては直り、またなっては直り、を繰り返していました。いつも軽めの腰痛だったので、自分の中では慣れっこになってしまってましたが…
もともと抱えていた爆弾だったので、突然の交通事故とはわけがちがい、自分でどうにか改善する時間はあるはずだったのです。
整体に行ってもよかったし、腰の筋肉を緩めるストレッチをしてもよかったし、腰痛について本で調べてもよかったし。早めに整形外科へ行って先生に相談してもよかったし。今思えば…
激痛に見舞われるほど悪化する前に、少しでも「改善」のために時間を割いていたら、あの寝たきりになってしまった2ヶ月を、どんなにハツラツとした有意義な日々に変えることができていたか…
たぶん、改善に必要な時間なんて、毎日ストレッチをしたとしても、たまに整体に通ったとしても、微々たる時間だったと思うんです。
だけど、それをしなかったがために無駄になってしまった寝たきりの2ヶ月…
本当に、ただ「忙しい忙しい」と目の前に山積みされていることをこなしていくだけではなく、時には立ち止まって、「やる必要のある事」をスケジュールの中にねじ込んでいくことは、大切な事なんだなと感じました。
まずは、その行為が自分にとって本当に大切なことだと認識すること。
そして今年、まさに必要性を感じてスケジュールにねじ込もうとしていることがあります 。
それは、アンチエイジング。(腰もそうですし、家族と過ごす時間もそうなんですが… )
ワタクシも、もう30+うん才。お肌の曲がり角を、1度ならず何度も通過してしまいました (´o`;;
フェイス関連のアンチエイジングで、良さそうなものをいくつか購入済です。
しかし、まだスケジュールにねじ込めてない。ねじこまねば~! やばい。
包丁の切れ味を保つために、たまに包丁を研ぐことって大事ですよね。
あるときポロッと、刃が欠けたりすることのないように…
あるときポロッと欠ける場合の方が、失うもの多いですよ。 それは、時間にしてもお金にしても。