焼きミョウバンで「制汗剤」 を手作りしてみませんか?     制汗剤 (脇の汗の匂いを抑えるもの) は、色々なメーカーから販売されていますが、どうも肌に合わないんだよなぁ... という方、結構いるのでは!?と思います。     我が家でも、肌質が強い主人が脇 (ワキ) だけナゼそんなに弱いのか不明 (-_-) ですが、制汗剤をつけると、すぐに赤くなっちゃうんです。 本人曰く、 カユイそうです。 市販の制汗剤の中に含まれる何かに対し、アレルギー反応を起こしている可能性もありますね。     私は、自分自身は脇が赤くなったりはしませんが、制汗剤のなかに含まれるパラベンなどの 化学物質を気にして 、市販の制汗剤の使用を避けています。 ※ パラベンは、防腐剤として一般的に使用されている化学物質。     ちょっと怖い話ですが、「この、パラベンが乳がんの原因になっている可能性がある」という話を耳にしたことはありませんか? 「経皮毒」 という、「化学物質 (パラベンも含む) が皮膚から体内に吸収されてしまう」 問題が、背景にありそうです。 パラベンは、発がん性のある物質なのです。 脇は、乳房から近い位置にあるので、気になりますよね...     パラベンは、制汗剤に限らず、シャンプーや化粧水などにも配合されています。 配合されていないそれらには、普通、 「パラベン不使用」「パラベン無添加」 などと明記されています。 これが意味することは、配合されているのが当たり前、ということです。 裏面の成分表示も確認してみてください。他に、香料など不必要な化学物質も添加されていませんか?     焼きミョウバンを使った手作り制汗剤は、 簡単に作れて&効果てきめん&コストもさほど掛からず、お勧めです(^0^) ミョウバンは、漬け物を色良く仕上げたり、栗などのあく抜き、などに使える 「食品添加物」 ですが、 匂いの元を抑える効果 & 汗を出にくくする効果 (収れん作用で血管・汗腺を収縮させることによる) があります。 そもそもミョウバンは、多くの市販の制汗剤の中に、主成分として入っているはずです。    
手作り制汗剤
    では、手作り制汗剤の作り方を、ご紹介していきます(^-^)     ≪手作り制汗剤の作り方 ≫     用意するのは、 ――――――――------------------ ・ 焼きミョウバン(ドラッグストアで、100gで250円くらい。) ・ ビン(ペットボトルでもOK) ・ 携帯用ミニボトル ――――――――------------------    
手作り制汗剤
    ① ミョウバン (適量) をビンに入れる。    
手作り制汗剤
    ② 水 (適量) を入れてフタを閉め、軽く振ってミョウバンと混ぜる。 そのまま1晩置いておけば、ミョウバンが水に溶けます。 待てない人は、水ではなく、ぬるま湯を入れればスグに溶けます。 水に対しミョウバンの量が多すぎると、溶けきらないで底に残ります。(それでも何ら問題はありません)    
手作り制汗剤
 
手作り制汗剤
    ③ ビンの中の液を、日常で使いやすいように、携帯用ミニボトルへ移しておくと便利です。 (画像では 「ろうと」 を使って移しています。)    
手作り制汗剤
  手作り制汗剤     多めに作る場合は、腐敗をふせぐ為、ビンごと冷蔵庫に入れて保管します。 面倒くさいですが、暑い季節だけでも、腐敗対策はした方がよいと思います。 使う分だけ少量ずつ、携帯用ミニボトルへ移すようにすれば、冷蔵庫から出したてのヒヤヒヤを脇につけずに済みます。     たまに、泊まりのときなどに、この「手作り制汗剤」を持っていくことを忘れてしまうことがあります... 何度か忘れて慌てることがあったので、以来、焼きミョウバンを粉のまんま少量、小さな容器に入れて化粧ポーチに常備しておくことにしました。 水に溶かさない状態なら成分が傷むこともないので、化粧ポーチにずっと入れっぱなしにしておいて大丈夫☆ 「やばっ、忘れたー(>_<)」となったら、宿泊先にある小皿で、簡単に「手作り制汗剤」を作れます。 ミョウバンの粉を少量の水に溶かすだけなので  d(^∀^)     最後に、経皮毒について、少しだけ触れておきます。(備忘録)↓ こういうのって、知ってしまうと、ちょっと怖くなりますよね。 でも、体のことを考えると、知っておいた方がよいかもしれません... より新しい情報、より正確な情報を知りたい場合は、ご自身でGoole検索などしてみてください(_ _)     --------------------------------------------------------------------------------- ※ 経皮毒とは、皮膚を通して、体の中に化学物質が入ってくることをいいます。 通常、皮膚構造は層になっており、異物の侵入を防いでくれるのですが、合成界面活性剤などで皮膚バリアである角質層が破壊されると、 そこから脂溶性の高い化学物質が浸入し、真皮の毛細血管まで浸入し、血液に乗って全身を巡ることとなります。 また、真皮の下には皮下組織があり、ここの脂肪にも化学物質が蓄積することになります。 皮膚から入った化学物質は10日かかっても10%排出されないといわれており、ほとんどは体内に蓄積されます。 食品に使われてる食品添加物や残留農薬などは経口毒といいます。経口毒に関しては、肝臓・腎臓などで解毒し、約90%は体外に排出されます。 お風呂などで体が温まっていると、経皮毒の吸収率は約10倍にもなると言われています。 ---------------------------------------------------------------------------------